前回のステップではAmazonセラーアカウントで納品物の選択と、商品ラベルの印刷をしました。
このステップでは実際に納品する商品の検品作業の方法について解説します。
大まかなステップは以下の通りです。
・破損がないか確認
・値札シール剥がし
・防犯タグ剥がし
・汚れ落とし
・商品ラベル貼り付け
・その他バーコードの隠し方
・【商品別】検品方法
それぞれ解説していきます。
破損がないか確認
まずはパッケージのダメージを確認しましょう。
仕入れの段階で見落としていたキズや汚れ、破れなどがあるかもしれません。(極力破損の有無は事前に確認してますがダブルチェックも兼ねてお願いできればと思います)
クレームを受けて評価を下げられないようにするためにも、しっかりとチェックしていただきたいです。
値札シール剥がし
商品に値札シールが貼られていることは頻繁にあります。
1箇所だけではなく数カ所に貼られているケースもあるので商品全体を確認し、必ず全て剥がしてください。
値札シールが剥がれにくかったり、商品のパッケージの表面ごと剥がれそうなくらい張り付いてる場合はジッポオイルを使用しましょう。
また、例外で値段表記がそのまま残されている商品もあります。
こちらも隠すor剥がすをしてください。
防犯タグ剥がし
防犯タグとは、盗難防止のために付けられる器具やシールのことです。
ドンキだと購入したときに下の画像のようなシールが張られますね。
これも付けているとお客さんに不快な思いをさせてしまうのでシール剥がし液、ジッポオイルなどを使ってキレイに取り除いておきましょう。
シールを剥がしながらジッポオイル塗るを繰り返すのが綺麗に剥がすコツです!
どうしても剥がす際に、商品の外装にダメージが残りそうな場合は支給した防犯タグを上から貼って隠しましょう。
汚れ落とし
汚れがついてる商品はアルコールシートを使って綺麗にしてください。
値札シールを剥がした後のベタつきはジッポオイルとアルコールシートを併用すれば拭き取りやすいです。
ジッポオイル塗る→乾く前にアルコールシートでベタつきを取るイメージ。
新品で買った商品を受け取った際に、不快に思わない程度に綺麗にしてください。
商品ラベル貼り付け
商品の梱包方法と、商品ラベルの貼り方(バーコードの隠し方)の動画マニュアル
商品ラベルのみを印刷する方法
「同じ商品実物が2個あるのに、商品ラベルを1つしか出してなかった・・・」
そんな時は必要な商品ラベルのみを後から印刷することも可能です。
下記の画像を参考にしてください。
数量を入力して印刷してください。
商品別検品方法
靴・スニーカー
外箱にダメージや穴がある箇所はダミーのバーコードで隠してください。
箱の中を開けて確認する事は
・靴の汚れ
・靴のサイズ
・タグに値下げ札無いか
・箱の中に値下げポップが無いか
この辺をチェックするようにしてください!
アパレル・鞄
大型商品の検品
・必要ない店舗などのシール剥がす
・持ち手やバンドを切断、除去
・商品ラベル貼る
・バーコード隠す
このような商品はバーコードが数カ所に印字されてるケースが多いので、全て隠してください。
危険物に該当する商品一覧
どのような商品が危険物に該当するかまとめました。
納品プラン作成時に不自然に数個だけ輸送箱が分かれた際に、下記のような商品のみで構成されていれば危険物の可能性が大きいです。
【危険物一覧】
■服&ファッション小物
充電式電池月の帽子およびベスト
帽子補強材
衣類用しみ抜き剤
■カー&バイク用品
エンジンおよびタイヤケア用品
インテリアおよびペイントケア用品
オイル
鉛蓄電池
開放型/密閉型バッテリー
エアバッグ
■ベビー&マタニティ
ベビーケア用品
抗菌性製品
■ビューティ・ドラッグストア
スプレー式制汗剤
ヘアスプレー
ヘアカラーリング剤
毛髪染料
香水
エッセンシャルオイル
日焼けオイルとスプレー
防腐剤と殺菌剤
いぼ治療剤
虫よけ剤
アフターシェーブ剤
クリーニングカートリッジ(電動シェーバー)
脱毛クリーム
シェービングクリームとシェービングフォーム
マニキュア
■本
歌集
ビューティ商品のサンプルを含む雑誌
電子書籍端末、電子書籍リーダー
■エレクトロニクス
パワーバンク
携帯電話
充電器とバッテリー
写真現像用商品
スピーカー
■食品&飲料
アロマエッセンシャルオイル
アルコール含有量が多い商品
加圧容器に入った食品/エアゾール式の食品(ホイップクリームなど)
蒸留酒
■ヘルスケア&キッチン用品
クレンザーとクリーナー
食器用洗剤(粉末を含む)
洗濯用洗剤(粉末を含む)
■DIY・工具
焼き網、鉄板
害虫駆除剤
■文房具・オフィス用品
カートリッジとトナー
クリーナー
テープ、接着剤、糊
マーカー、各種ペン、替え芯
■ペット用品
耳、目のケア商品
ノミ、ハエ、蚊、シラミ、ダニの殺虫剤
かゆみ止め
脱臭剤
水槽ガラスクリーナー
水槽水処理剤と水質テストキット
■シューズ&バッグ
ライトアップシューズ
靴用/靴底用汚れ除去剤
靴磨き用クリーム
■スポーツ&アウトドア
酸素缶
キャンプストーブ
使い捨てカイロ
電動アシスト自転車と電動スクーター
バイク工具商品
開放型/密閉型バッテリー
ライフジャケット
■おもちゃ
バッテリー駆動のおもちゃ
工作キット
プラモデルキット
化学実験セット
塗装および修理キット
スプレーセット
クラッカー
■TVゲーム
コントローラ
ワイヤレスヘッドセットおよびBluetoothヘッドセット
ゲームパッド
類似品が大量にある際の注意点
同じメーカーで似たような商品の色違いなどが大量にある場合は慎重に作業を行う必要があります。
例えば下の画像のように「ファイテン」の商品が大量にある際の商品ラベルは、商品実物と商品ラベルの照らし合わせがほぼ不可能です。
「この商品にはどのラベルを貼るのが正しいのか?」
と悩んだ際の対処法を解説します。
▼類似品の商品ラベルと商品実物の照らし合わせ方
同じメーカーで似たような名前の商品がある時は、ラベルと商品実物が合っているのかわからなくなります。
その際の解決方法を動画で解説してます。
納品する商品の数が合わなかった時
検品してる最中によくあるミスの対処法についてです。よくあるミスは大きく分けて2パターンです。
・納品する商品の数量を変更したい
・納品プランに商品の入れ忘れた
納品プランを1から作り直さずに納品プランを編集する方法があるので下記の動画を参考にしてください!
・納品する商品の数量を変更したい
これは同じ商品を数個納品する際に起きます。
例えば同じ『SONYのUSB』を5個納品する予定で納品プランを作成したとします。
ですが商品の状態が1つだけ悪く、4つしか納品できないとなった場合は納品プランで設定したUSBの数量を5→4に変更しなければなりません。
▼その変更方法を動画で解説しました。
納品プランに商品の入れ忘れた
納品プラン作成後に「この商品納品プランに入れ忘れてた」なんてことはたまに起こります。
その際にまた1から納品プランを作るのは面倒です。
▼作った納品プランにあとから納品予定の商品を追加する方法を動画で解説してます。
次のステップですること
以上が商品の検品作業についてでした。
ここまでできれば後はAmazonセラーアカウントで納品の確定作業をして、段ボールに検品した商品を詰めて終了です!
次のステップではAmazonセラーセントラルアカウントを操作して発送確定作業に入りますので、実際に画面の操作方法などについて動画で解説していきます。
>>【ステップ3】発送確定作業へ進む